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JC総研ブックレット

 

 JC総研では、研究成果を広く発信することを目的に、農業書を中心に幅広いテーマを扱う「筑波書房ブックレット」の一環として、『JC総研ブックレット』シリーズを刊行しています。

「刊行のことば」より(抜粋)

 20世紀は、戦争や恐慌など不幸な事態が繰り返されましたが、60億人を超える世界の人々のうち8億人以上が、飢餓の状況におかれていることも人類の課題となっています。筑波書房はこうした課題に正面から立ち向かいます。

 グローバル化する現代社会は、強者と弱者の格差がいっそう拡大し、不平等をさらに広めています。食料、農業、そして地域の問題も容易に解決できないことが山積みです。そうした意味から弊社は、従来の農業書を中心としながらも、さらに生活文化の発展に欠かせない諸問題をブックレットというかたちで、わかりやすく、読者が手に取りやすい価格で刊行することといたしました。この「JC総研ブックレットシリーズ」もその一環として、位置付けるものです。

 ※ご注文はお近くの書店、または発行元の筑波書房へお願いします。

筑波書房
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂2-19 銀鈴会館内 電話 03-3267-8599
FAX 03-3235-5949   Eメール tsukuba@tsukuba-shobo.co.jp
URL  http://www.tsukuba-shobo.co.jp


-各冊子のリンク(購入サイト)でも、購入できます-

(1)企業の農業参入 地域と結ぶ様々なかたち

大仲克俊・安藤光義 著 安藤光義 監修 定価750円+税 A5版/64ページ

 農地法改正を契機に企業の農業参入が本格化している。企業の農業参入は農業構造改革の推進につながる期待が大きいが、実際はどうなのだろうか?本書では企業による農業参入の実情を、実態に即してレポートする。農業には「農業の論理」があり、企業とて、それをくつがえすことはできない。農業構造改革という華やかなイメージに反し、農業の「論理」を自らのものとして受け入れ、地域の中で農業に取り組む企業の実態を浮上させる。

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(2)再生可能エネルギー 農村における生産・活用の可能性をさぐる

榊田みどり・和泉真理 著 鈴木宣弘 監修 定価750円+税 A5版/64ページ

 「再生可能エネルギーブーム」の中で、エネルギー資源や土地の豊富な農村に熱い視線が送られている。しかし、農村が本当の意味で地域資源を生かし、再生可能エネルギーを生産して都市に送るばかりではなく、自らの地域活性化につなげるためには、農村は、身の丈にあった等身大のプラント建設による、エネルギー自給、エネルギーの地産地消を目指すべきである。

 本書は、こうした視点に立ち、農業者や地域が主体となり再生エネルギーを実践的に活用する事例を紹介し、農村の新たな地域づくりの可能性を示す。

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(3)地域サポート人材による農山村再生

図司直也 著 小田切徳美 監修 定価750円+税 A5版/64ページ

 農山村地域に新しい活力を生み出すためには、地域を開いて、外部の情報や人材を受け入れる姿勢が欠かせない。近年の新たな局面として、地域外から人材を導入する地域振興策がきっかけとなり、高齢化、過疎化の進む農山村地域でサポート活動を志す若者の動向が注目されている。本書では、このような地域サポート人材に焦点を当て、その政策的背景、現場に入る若者の動機や活動プロセスの実態を描き出し、その先にどのような農山村再生の道筋が展望できるかを探る。

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(4)大学・大学生と農山村再生

中塚雅也・内平隆之 著 小田切徳美 監修 定価750円+税 A5版/64ページ

 少子高齢化がすすむ農山村に、大学・大学生の若い力と知識を入れて、地域の活力を再生しようという動きが活発である。本書では、農山村再生の起爆剤としての大学・大学生と農山村の連携のうまくいくポイントを、事例を通して探求。「大学との連携に取り組んでみたい」「地域との連携をやってみたけど、もう少し発展させたい」といった思いを抱く、行政や地域の方、そして、実践者や大学関係者の方々におすすめの一冊。

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(5)移住者の地域起業による農山村再生

筒井一伸・嵩和夫・佐久間康富 著 小田切徳美 監修 定価750円+税 A5版/64ページ

 「田舎ぐらし」や「田園回帰」という言葉に代表されるように都市から農山村への移住が活況を呈している。この意義を農山村の立場から考え,この大きな流れを農山村の地域づくりにどのように活かすのかを考える必要がある。本書では,移住者“数”という“量的”な結果に惑わされない,農山村の新たな価値創造の力を高める“質的”な意義を,移住者による「地域のなりわいづくり」の観点から探る。

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(6)「食」と「農」を結ぶ -心を育む食農教育-

森久美子 著 定価750円+税 A5版/64ページ

 より安く、より簡便にという価値観を優先した食生活は、外国からの輸入に依存することも多く、安全・安心を揺るがす危険をはらんでいる。食(フード)は本来「風土」と共にあり、そこには、気候や文化だけでなく、地域の人の気質=「心」が含まれている。

 本書では、現代の子どもたちの食べ物に対する意識や、農業体験学習の年代別の具体例を豊富に紹介しながら、「農業」という人の営みに込められた「心」感じ取る力を付ける、本当の「食農教育」へのアプローチを提案する。

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(7)我が国の水田農業を考える(上巻) -EUの直接支払い制度と日本への示唆-

星勉・石井圭一・安藤光義 著 星勉 監修 定価750円+税 A5版/64ページ

 本書の目的は,EUの直接支払い制度の仕組みと変遷から、我が国の水田農業政策への示唆を得ることである。EUは、直接支払い制度による政策目標を明確にした制度であるが、分配での公平性が課題となっている。一方、我が国は、水田農業の特質と減反政策による農業予算増大の抑制をしてきた経緯があり、EU制度を単純に導入するのは難しい。そのため、我が国の水田農業での直接支払いの導入は、予算の増加と、限られた財源の中での包括的、かつバランスのとれた制度の構築が求められる。

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(8)我が国の水田農業を考える(下巻) 構造展望と大規模経営体の実証分析

鈴木宣弘・姜薈・大仲克俊・竹島久美子・星勉・曲木若葉・安藤光義 著 星勉 監修 定価750円+税 A5版/64ページ

 本書の目的は、最近の農政改革の論点整理と稲作生産構造のシミュレーション、大規模経営体への実態調査から、我が国の水田農業構造の展望と大規模経営体の経営実態を明らかにすることである。水田農業構造の展望では2050年までの水稲生産構造の推定から、岩盤政策の重要性を提起している。大規模経営体の実態では、地域の農業者の動向と経営体の生産費構造を分析し、大規模経営体の育成の在り方と所得補償政策の必要性を示した。

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(9)廃校利活用による農山村再生

岸上光克 著 小田切徳美 監修 定価750円+税 A5版/64ページ

 少子高齢化の進む農山村において多くの廃校が発生し、その利活用に注目が集まっている。近年では、資料館や行政施設としての利用にとどまらず、交流と経済活動の拠点として位置づけ、地域づくりの拠点として利活用される事例も多くみられる。本書では、廃校が「負の象徴」から「地域のシンボル」として生まれ変わるまでのプロセスをみることで、廃校利活用のポイントを整理し、廃校利活用と地域づくりの関係性を提示する。

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(10)農村女性と再生可能エネルギー

榊田みどり・和泉真理 著 岸康彦 監修 定価750円+税 A5版/64ページ

 農村の女性達は、「再生可能エネルギーブーム」がわき起こる前から、自らエネルギーを作り、使ってきた。本書で紹介している農村女性達の再生可能エネルギーへの取り組みから見えてくるのは、元来複合的な農業経営、農家生活の中での多様な選択肢として、エネルギーの生産・利用があるということである。そして、今、農村の若い女性達は、この古くて新しい農村の再生可能エネルギーを通じた新たな地域づくり、農村の再生に取り組んでいるのである。

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(11)農業収入保険を巡る議論 我が国の水田農業を考える

星勉・吉井邦恒・鈴木宣弘・姜薈・石井圭一・安藤光義 著 定価750円+税 A5版/64ページ

 今後の水田農業のあり方を左右する、現行の「経営所得安定対策(2015年度)」の次に来るであろう「収入保険制度」について検証した。
 その結果、主に(1)農業者の経営単位収入保険に対する需要把握が必要であること、(2)我が国が想定する施策では収入保険のみでよしとしているが、生産コスト水準を補償する「岩盤」政策の再検討が必要であることがわかった。

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(12)ダイナミックに展開するヨーロッパの農業協同組合

和泉真理 著 石田正昭 監修 定価750円+税 A5版/64ページ

 農業部門が食品流通の巨大化する小売業やグローバル化に対応していくために、協同組合を再評価し、農業者の組織化を支援しつつあるヨーロッパ。農協改革が叫ばれる日本とは対照的である。様々な問題解決に向けて事業を展開するヨーロッパの農業協同組合の現場の姿をとりあげる。

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(13)農村と都市を結ぶソーシャルビジネスによる農山村再生

西山未真 著 小田切徳美 監修 定価750円+税 A5版/64ページ

 社会、経済のグローバル化が一方的に進展し続けているように見えるが、同時並行的に再ローカル化の動きも盛んになってきている。本書では、再ローカル化の過程で農山村と都市が接点をもつことによって、両者が抱える社会的問題を解決しようとする取り組みに焦点をあてる。そうした取組における農山村−都市間の関係に、地域資源の価値を発見・発信・共有・協働するプロセスを見出し、「ソーシャルビジネス」による農山村再生を展望する。

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(14)水田農業の実態 我が国の水田農業を考える

星勉・小沢亙・吉仲怜・大仲克俊・安藤光義 著 定価750円+税 A5版/64ページ

 飼料用米生産地帯である山形県遊佐町及び青森県津軽平野部のT市、北関東の米麦作地帯における大規模経営体の経営実態をふまえ、水田の「日本型輪作体系」の可能性を検討した。
 その結果、政策が水田農業の構造変動に与える影響について、(1)飼料用米生産については、構造変動に与える影響が大きい、(2)北関東の米麦地帯においては、構造変動(=米麦地帯での大規模経営の成立)に影響を与えるには至っていない、ことがわかった。

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(15)ヨーロッパ農業の多角化 それを支える地域と制度

和泉真理 著 市田知子 監修 定価750円+税 A5版/64ページ

 日本が取り組む農業六次産業化より広い概念で推進されるEUの農業経営多角化。中小規模農家や地域の雇用を支える役割を果たしている。農家民宿、施設活用、食育、加工・直接販売などヨーロッパの農業の現場での取り組みの実例と、それを支える地域や制度を紹介する。

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