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JA総研研究叢書

  • JC総研の前身であるJA総合研究所は発足4周年を機に、総研内外の優れた研究成果を逐次刊行物として年3点程度、発行していくこととし、2010年1月に刊行を開始しました。
  • 「地域・共同・新しい公共性」をキーワードに食料、農業、農村の諸課題と方向を、世界的、歴史的視野のもと、現場の実態分析に立脚し提言します。
  • 「刊行のことば」より
     「農業は生命総合産業であり、農村はその創造の場である」。(中略) その姿と展望を広く国民に知らせるのが本叢書の意図するところである。
     その場合、「競・共・協」の望ましい基本路線を提示し、その実現のための方向づけを本叢書において行う。「競」とはいうまでもなく現代の社会経済を規定 している市場原理である。「共」とは農地、水、森林などの、市場原理のみでは規定できない、あるいは管理すべきではない地域諸資源を維持管理し、文化や 技能などの伝統遺産を維持・保全する地域社会であり、「協」とはこれらを基盤にし前提としつつ展開する多様な協同組織とその活動である。その中核に農業協同組合(JA)を位置づけつつ、そのイノベーション(自己革新)を通じて新たな展望を提示しようと考えている。

(JC総研 前研究所長 今村奈良臣)

(1)『2つの「油」が世界を変える
─新たなステージに突入した世界穀物市場』

薄井寛 著 定価2,600円(+税) A5判上製/216ページ

 穀物貿易に迫る規模へ成長した燃料生産農業と中国など新興国の食用大豆油の需要急増で、世界の食料・穀物貿易は全く新しいステージに移行した。その最新動向を、よって来たる歴史的要因とともに詳細に分析し、わが国農業が水田フル活用、大豆増産などに挙げて取り組むべき事態、状況であることを浮き彫りにする。

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(2)『エコフィードの活用促進
─食品循環資源 飼料化のリサイクル・チャネル』

泉谷眞実 編著 定価2,500円(+税) A5判上製/184ページ

 エコフィードをめぐる経済主体間の取引関係を、ビール粕、リンゴ粕、焼酎粕など、飼料資源ごとに具体的に分析。宿命ともいえる資源供給の不安定性の問題、廃棄バイオマスの仕分け等社会的費用の負担問題、エコフィードの新規需要開発問題など、その活用促進をはかる立場から問題点を洗い出し、問題解決の道を実践的に提起。

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(3)『食料消費の変動分析
—新たな販路開拓、市場創出にむけて

濵田亮治・和泉真理 著 定価2,600円(+税) A5判上製/192ページ

 長引く不況・デフレ経済と所得の低迷のもと、消費者の食料消費行動は大きな構造変化を遂げている。その実態とそれに伴う市場構造の変化を、7回にわたる消費者Web調査と各種資料等により分析。多様なデータと分析結果は、市場縮小を打ち破り、新たな販路開拓や市場創造に取り組む上で豊富な示唆を与える。

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(4)『農山村再生の実践』

小田切徳美 編著 定価2,800円(+税) A5判上製/296ページ

 農山村の現場で着実に生まれ始めた地域再生への数々の取組みと政策当局の現場で重視され始めた様々な政策を分析し、それが持続する諸条件を浮き彫りにし、農山村と地方全体の再生の戦略的実践方向を提案。それは、地方都市の再生に応用できるものも少なくないことを明らかにする。

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(5)『<脱>安売り競争 食品企業の戦略転換
—国産大豆で食農連携を進める豆腐企業に学ぶ

澤千恵 著 定価2,500円(+税) A5判上製/176ページ

 大量生産による安売り競争の路線では大手に対して勝ち目はないことに気づき、国産大豆使用に転換し、〈生産者——流通業者——消費者〉との連携で活路を拓いた豆腐製造4企業の戦略と実践。価格以外の価値を重視した食品製造が、流通業者と消費者の支持を得、経営の持続的発展につながった!

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(6)『農業の新人革命』

和泉真理・横田茂永 著 定価2,600円(+税) A5判上製/228ページ

 農業の人材確保のために何が必要か? 新しいタイプの「農業の新人」の考え方や人材確保の実例に学ぶ。
 若い農業後継者や、新規参入の若い人びとなど「農業の新人」の考え方や経営の姿からポスト昭和一桁世代の多様な農業経営のあり方や地域農業の未来像を描くとともに、JA、行政、教育機関、農業法人、農業に参入した農外企業などが人材の確保・育成に果たすべき役割を、その先駆的取組みの事例をふまえて提案する。

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(7)『農業構造変動の地域分析
—2010年センサス分析と地域の実態調査』

安藤光義 編著 定価2,800円(+税) A5判上製/312ページ

 センサスだけでは農業・農村・農家の実像がわからなくなった!センサスの限界を補い、統計の背後にある実態に迫るべく、全国各地域の現地実態調査を織り込んだ、画期的センサス分析。
 農業脆弱化の一層の深化か、構造再編の進展か。2010年センサスは後者を期待させる結果のようにもみえるが、本当のところは分からない。センサスの数字はあくまで集計量であり、個々の農家や農業経営体が置かれている具体的な状況はブラックボックスになっているからである。2010年センサスは集落営農の設立の影響を大きく受けたが、その肝心の集落営農を把握する調査になっていないことが、それに拍車をかけている。センサスの数字の正確な判断のために現地実態調査が必要なのはそれゆえである(本書序章より)。

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(8)『大規模経営の成立条件
—日本型農場制農業のダイナミズムと苦悩』

安藤光義 編著/山浦陽一・大仲克俊 著
定価2,800円(+税) A5判上製/328ページ

 本書の目標は、絶えざる状況変化に柔軟に対応しながら農地を集積して規模拡大を図ってきた農業経営の動態を、集落との関係を射程に入れながら、丹念に描き出すことにある。
 水田農業の構造再編は、単に農地を借りて規模拡大をすれば問題が片付くというわけにはいかない。大規模経営が置かれている環境、特に集落との関係を抜きに構造政策を語ることはできないのである(本書序章より)。

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(9)『日中韓農協の脱グローバリゼーション戦略
—地域農業再生と新しい貿易ルールづくりへの展望

吉田成雄・柳 京熙 編著 定価2,600円(+税) A5判上製/248ページ

 協同組合の固有の価値の発揮で新自由主義とグローバリズムを超える地域発展戦略を描く。
 日本・中国・韓国の農業協同組合の比較を行い、性格が異なる3カ国の農協が東アジアのくくりで協力していく展望を描く。それぞれの国で地域農業と地域活性化に寄与し、3カ国の農協が参加する、柔軟で互恵的な農産物貿易ルールづくりへの挑戦を提起。

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(10)『魅力ある地域を興す女性たち

小川理恵 著 定価2,600円(+税)
A5判上製/212ページ

 3・11後「幸せ」の概念は変わった。しかしその変化を先取り、新しい農村社会を切り拓いてきた女性たちがいる。直売、加工、6次産業化、医療・介護・生活福祉活動、学び合う場づくり……活動方法は違えども、その成長過程には、共通する1つの発展モデルがあった。
 そんな女性活動のダイナミックな発展のメカニズムを解き明かす。女性活動が生み出す「新しい発想による新たな価値」が社会を変える。

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